米ぬかで腸活しよう
米ぬかを使った発酵食品「ぬか漬け」。ぬか床にすむ乳酸菌や酵母などの微生物が米ぬかのたんぱく質や糖質を分解し、うま味や香りの成分をつくり、それが野菜に浸透しておいしさと栄養をつくり出します。腸内フローラをイキイキさせる「腸活」に最強の味方です。
ぬか漬けにすると野菜の栄養がパワーアップ!
野菜の水分が抜けた分、ビタミン類や食物繊維などの栄養素が凝縮されるとともに、ぬか床に含まれる栄養が野菜にしみ込むので、生野菜のときよりパワーアップします。
基本のぬか床づくり
ぬか床づくりには、生ヌカを使う場合と煎りヌカを使う場合があり、また、入れる材料も沢山ありますので、今回は、新鮮な生ヌカを使った簡単なぬか床づくりを紹介します。
おいしさと栄養をプラスするポイント
ポイント 1
ぬか床は毎日かき混ぜる。朝晩2回ほど(気温が低い時期は1回でも可)かき混ぜることで乳酸菌が元気な状態を保ち、雑菌の繁殖を抑えてくれる。
ポイント 2
ぬか床が水っぽくなったら、表面にくぼみをつくり、スポンジやタオル、キッチンペーパーなどで吸いとる。
ポイント 3
卵の殻1~2個を内側の薄い膜を洗いはがして手でつぶし入れるとカルシウム分が溶け出し、カルシウム強化の漬物に。
ポイント 4
シソ、ショウガ、ミョウガ、ニンニクなどの香辛料を入れると、芳香とともに殺菌効果や強壮、薬理効果もアップ。